2010年2月1日月曜日

SUPPORT YOUR LOCAL vol.2 JFD-003.1

 
■超越音狂(ちょうえつおんきょう)@米子Breaks

年も押し迫る寒空の中、楽しげな匂いを察知した我々はノーマルタイヤのレンタカーに乗り込み米子Breaksへ向かった。超越音狂というパーティーの前に松江在住の古い音モダチと合流、出雲で瓦そばと温泉。出雲の国というだけあって、うごめく雲と満月に目を奪われながらの露天はこれぞ最高。パーティーと温泉のセットはとても贅沢な気分で、体も心もほぐれる。その後松江に戻り、支度して米子へ車で30分ちょっと。前日福山でDJしてた京都の友人を呼び出し、現地で合流することに。彼は米子駅まで電車で、そこからタクシーの運ちゃんにBreaksの住所を伝え乗車したものの、運ちゃん見事に迷子。それもそのはず、Breaksは田舎道にぽつんと建つ元パチンコ屋をクラブスペースに改造した箱で、運ちゃんはその事を知る由もなかったのだ。

結構な広さで、パチスロコーナー跡がダンスフロアとバー、パチンココーナー跡がチルスペースといった感じ。メインのスピーカーはどうやら自作で天井まで積み上げられ、さらにこの日はオーガナイザー自前のマスターブラスターが追加されていた。上半身裸はもちろん、Eとペイントされた唐笠を被った男や、松葉杖持って駆けつけた人がフロアにいたり、車椅子で来ている人がいたのだが次に目撃したのはブースに入ってマイクを持っている姿だった。そういえば以前レコード屋勤務時代に来たシカゴ帰りの客から、Paul JohnsonのDJ話を聞いたことがあるが、実際目撃したのは初めて。店内に描かれているペイントなんかを見ても、なかなか元気な連中が集まる場所っぽい。松江の音モダチ曰く、山陰は変態が多いのだそうだ。この日の集まりをみるとうなずける。変態つながりの神戸、大阪、京都、岡山、愛媛人をこの日確認。都会のパーティーと比べても、集まる人の元気さ、エネルギーはかなりの感じだ。深夜の更に深い時間になっても続々と女子らが入ってくるので、気になってバーにいたとてもいい顔をした兄さんに話かけてみる。いるだけで安心出来てしまう柔らかなオーラをまとった笑顔の彼がどうやらオーナーらしい。米子の酒場の営業明けの人達や、近所の温泉街の旅館の若女将なんかが来ていたようだ。

米子Breaks、もう8年になるそう。パーティーオーガナイザーから受けたテキーラと、京都から来てた音モダチからの朝方のダメ押しで潰れてしまったので、リベンジに行きたい。帰りは強烈な冬将軍で死ぬかと思った。冬の米子道、スタッドレスとチェーンを忘れずに。蒜山SAはマストですが、もひとつ米子寄り、地味な大山PAのしじみご飯350円がとても旨かった。晴れていれば景色も最高なはず!

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