2010年1月28日木曜日

JFD-002.4 SUPPORT YOUR LOCAL 2009

 
■■■that's my favorite

今年最も急速かつ親密になった奴らがいる街。
それは今まで高速道路で通過するだけで、失礼ながら何の興味も抱かなかった岐阜だった。

会ったその日から数年来とも思えるフィ-リングと常に笑顔で経ち振る舞う彼らの遊び場は岐阜の駅からそう遠くはない4階建ての雑居ビルである。2階に入っている外国人BAR以外は3・4階がクラブ、1階がクラブのオーナーが経営する創作居酒屋という素晴らしい組み合わせ。ほとんど自分たちで内装などもこなし、仲間が店のロゴやフライヤーをデザインすると言うなかなかに理想的な店である。

まずは1階の居酒屋(*1)から紹介すると、週末に数回しか行っていないのでその時の感想しか書けないが、程よく落ち着いた照明と、清潔感のある内装、そしてなにより何を頼んでも美味い。DJの前、DANCEの前にテンションが上がらない訳がない。しかも階段を上がればすぐにクラブがあるなんて! ついつい長居してしまうが、ほかの客もOLやサラリーマンから若者まで楽しそうに食事をしているのを垣間みると、いい店だとステキな店だというのが分かるだろう。

次にクラブ。(*2)今年OPENしたばかりのこのクラブには東京や大阪などからGUESTを呼び、11月にはSOULPHICTIONもLIVEを行い、12月にはJUZU a.k.a.MOOCHY、1月には田中フミヤ等を招聘、益々楽しみなスケジュールは地元でもないのにこまめにチェックしてしまう。
1FLOOR20坪程度だろうか。BAR+FLOORの3F、ソファがいくつも並ぶ4Fの組み合わせは、もっと大きな街にもなかなかないアットホームではあるが小綺麗で好感が持てる遊び場だ。

もう少し言わせてもらえば、個人的な意見だが酒が大阪や東京より安く、丁寧に作ってくれるのでウマい。クラッシュアイスのような氷がグラスの半分以上を占め、その上から安い酒たちを雑に注ぎ、到底ステアとは言えないただ乱暴に上下に混ぜて700円ってとこのは頼めないし、おごりでもあまり飲みたくもない。(もちろんそう言った店ばかりでもないし、土地代が酒代に加算されているのはCLUBでもBARでも働いた経験から充分に承知している。)こういった基本的な事が普通に出来ているだけで居心地は随分良くなり、結局酒はどんどん進む。

ともあれ、来ている客もとても親しみやすい。例外として前回DJをした後にオーナーに紹介された女の子にいきなり肩に噛み付かれはしたが、まあそれはそれで良しとする。大阪でそういった輩に出会えば到底それだけでは済まないわけであるから。

なんにせよ、まだまだ伸びシロを感じるし、また行きたいと思える箱である。自分たちが楽しむというスタイルを貫きつつ、来てくれた人達へ居心地の良い時間を。これは当たり前だが、通りに何件もクラブがある大都市ではあまり感じられない事が多い。

もっと多くの街にもっと色々な場所・店があることは周知であり、もちろんそのほとんどに自分が足を運んだり出来ていない事も事実だが、新しく出来たそういったLOCALのGOOD PLACEになるであろう上記の店とそのスタッフ達を好きになるのは何も特別なものではないはずだ。

音楽を通して、今までお互いが会わずとも同じ趣向のモノを好み、それらを自分たちの方法で楽しんでいた人間達が出会い、アっという間に意気投合する事の素晴らしさも改めて実感する機会を与えてくれた店に、来年は何度足を運ぶ事になるか今から楽しみである。


(*1)KIKKOU - 亀甲 -
 岐阜県岐阜市神田町2-8
 tel/058-263-7133
 open/17:30~24:00(金・土は翌2:00)

(*2)EMERALDA
 岐阜県岐阜市神田町2-8
 Hikari Bld 3F/4F
 tel 058-263-7132

JFD-002.3 SUPPORT YOUR LOCAL 2009

 
マテ茶

南米に自生するイェルバ・マテの葉から作られた美味しいお茶。
インカ帝国以前より1000年以上も飲まれてきた健康茶で、野菜栽培が困難な南米において「飲むサラダ」と呼ばれ愛されてきました。
また、東洋茶・西洋茶と並んで「世界三大茶」のひとつとも呼ばれている。

クラッパーマテとは、マテ茶をベースにしたカフェインドリンクのこと。

JFD-002.2 SUPPORT YOUR LOCAL 2009

 
■■ do something, get into a groove.

とある連休前の金曜日、初めてそのパーティー情報を耳にした時から、その日はひとつの大きなターゲットで、その時に向けて身の回りの事や気持ちや体調を出来るだけ整え、迎えた当日。ピークタイム間際に到着し、まず荷物をまとめ・・・たいのだが、あんな顔やこんな顔、挨拶ばかりで次に進まないという嬉しい悲鳴で始まる。

テラスのマテバーに辿り着く。どうやら今日はフロアも1階もテラスも同じ音が流れている。よし、フロアへ、のタイミングでDJにドリンク1杯持って行ってくれというミッションを授かったものの、交代直後の地下フロアは期待感と人で超パンパン、1歩先にも動けず。音のバランスはいい感じ。なんとか最前列付近までたどり着くも、コップのドリンクすでに3割減。至近距離で目に入ってきたのは、猫背で両腕に刺青、サスペンダーをした髭のワリオだ。最初のミックスですぐに火がつくフロア、その後も期待に存分に応えるワリオ。ヤバい! ワリオもヤバいが、最前列で押し合いへし合う男女たちがまあ何とも元気すぎるのでさすがに前方からは退散。

1階に戻るとあれまたあんな顔や忘れてた顔、マジで!とあがる顔、顔、顔。アガリすぎて誰と何を喋ったらいいのかわからず基本受け身、セクハラされるのはいいとして、相変わらず華がないとかディスカウントしてくれだのトイレ待ちなんとかならないのとかもう言われたい放題。パーティー談義になればなったで東西の愚痴を拾い、状況は確認するものの結局手に負えなくなってフロアの空いてるスペースに潜り込んで体を動かす。

ワリオ、最初の1時間全部知らない曲、何なんですか一体彼は。
気付けば隣りで踊ってるあんな顔。こんなにパーティー会場内のいろんなとこでいろんな人に会ったのは人生初だ。
讃え合い交代するDJ、けれど途絶えないフロアの熱とつながってる特有のこぶし。

音に連動し、東チームがフロアを彩れば、西連中はテラスで電撃的に結成されたマテウインクがマテブースで踊りまくり、マテは完売と、互いの持ち味を存分に発揮。

喋っては踊り、エンジンはかかりっぱなし。自分よりも低くなって踊っている人を初めて見た、かと思えば誰よりも高くなっている。ギアが落ちて、朝方のハウスなムードに包まれたかと思いきやいきなりトップギアへ、持っていかれたー、かと思えば途中でつんのめったりずっこける。独特としか言いようのない相変わらずのグルーブに、こらえ切れずフロアで笑い出すいつもの顔や、立ったまま寝てる顔。
やっぱ踊るのが好きだ。楽しい。
もっと踊らせてくれ!

音が止まる、しかしフロアが終わらせてくれない。流れたcan you feel the bass のフレーズでハッと我に帰り、動けるうちに細かな片付け。おそらく時間的に体も頭もポンコツなのだが、マテのおかげで目が冴えてる感じ、もうあとは流れるだけ。時計は放棄。友人がフロアのどこかで6千円の札束を落としたと言っているのを聞いて、デフレやなーと思う。

二度目の音が止まり、一瞬あいてから地下と1階と同時に拍手が起こる。札束も無事見つかりましたとさ。パーティーを自分なりに大分楽しめるようになってきた今日この頃。この一晩がフライヤー持参でワンドリンク付き2千円、オレは払うよ!50 dollers or more 'bout the HOUSE OF GOD!!

JFD-002.1 SUPPORT YOUR LOCAL 2009

 
■ can you feel it?

とある金曜日、シノギを終え、これから出向く場所はそこから近いのだが初めて行く場所なので、簡単な準備&ウォームアップ、楽しむ前の準備。夏の間のお気に入りだったmixをかけ、シノギからパーティーへとリセット&リラックス。何度も聞いたmixだがこの日は感じ方が以前と違う。

今のシノギを始める前、DJと流しのバーテンだけではメシは食えるが家賃が払えなかった時期があり人に迷惑をかけた。運良く今のシノギに潜り込んでいるものの、もし明日このシノギが無くなったら、、反省と誓い、シノギ以外の収支をもっとなんとかしなければ、という危機感と、今年になって差し込んできた光。そんな事を考えながらmixは最後まで聞かずにいざ出発。

生活の足が自転車の人の事をまったくケアしてくれてない大阪の道路事情、あぶない交差点と人通りを避け、目的地近所の安全そうな駐輪スポットを見つけ、そこから散策する。名前は知っているけれど、スリリングな噂やイメージの為入ったことはない別の店の前を通りかかったので、勢いで階段を降り、キャッシャーで手持ちのフライヤーを置いてもらった。目的地はそこからすぐ近所だった。

目的地向かいの雑居ビルからはいろんなそっち方面の人達が現れては消えていった。個室18禁女性入店お断りって店がそこの路面にあった、とそっち方面に詳しそうな友人が教えてくれた。なんていかがわしい街だ、しかし嫌いじゃない。そっち方面も巻き込む突き抜けたエネルギーを今求めている。

初めて踊りにいく店、ワクワクして当然だ。その日集まった数多くの見た事ある顔たちの多くもそうだと思う。だからこそ皆、同じ事を思っただろう。皆の求めてるものは、意外と単純な事なのだ。

can you feel the bass?

それといろんな顔ぶれ効果で、情報の交流密度の濃い夜だった。それもまた醍醐味である。次回行く事があれば、何件か隣りにあった、ソースカツ丼玉子とじ付き、ってのれんをくぐってみようと思う。

JACK FOR DAZE - VOL.01 寄り合いのススメ

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JACK FOR DAZE - VOL.01 寄り合いのススメ

■寄り合いで励む者たち

パノラマで毎月第2、第4水曜に行われている「手芸部」がアツい!嘘だと思うのなら行ってみればわかる。手芸部活動報告blogがあるのでそちらも。
8月に行われた一点モノ・ハンドメイドTシャツ展までの道のりを、手芸部部長に聞いてみました。

部長談

確かパノラマで女子3人でしゃべってて、自分で色々作ってみたいけど、家でなかなか手につかんよね、って話から始まったような気がします☆ で、みんなで集まって手芸部やったら出来るんじゃない?楽しいんでない??って感じだったと思うんです〜。(で、パノラマ店主にやりたい〜って言ってから半年くらい経ったはず。。 なので、「手芸やりたい部」とか言われてたりしました)

手芸部を本当にやるって決めたのが3月で、第一回目は3/31(火)でした。初回は3人だけ。でも初めから凄く楽しかったです。2回目、3回目と徐々に人が増えてきて、材料を提供してくれたり、色々と協力してくれる人が増えてきました。6月までは火曜日にしてたんですが、7月から水曜日、『PANORAMA手芸部 de マイアミ』にパワーアップ。多い時には15人もの女子達が集まって、PANORAMAで手芸大会になってました。水曜日になってから、ご飯もあるし、DJさんも居るしで更に楽しくなった感じです◎

8月はTシャツ展に向けて「夜なべ手芸部」や「臨時手芸部」をしてて。かなりみんな真剣モードになってました。無事Tシャツ展を終えて、今はまた秋冬に向けて次の企画展を考えています☆


パノラマは現在、曜日別に好評営業中。各種パーティーの相談も受付中。問い合わせは、店主がいる金曜日がベスト。
また、「登山したい部」がかけ声から1年以上未活動。

PANORAMA
大阪市西区新町1-14-43 大阪屋ニュー立売堀ビル2F
06-6532-8484

2010年1月27日水曜日

真田半蔵と申します。

DJやパーティーのオーガナイズをしております。自身がオーガナイズを努めるパーティー『JACK』にて、2009年の9月より遊びに来てくれた方にむけてJACKFORDAZEという会報をパーティー開催ごとに作成、配布しております。ペンネーム真田半蔵と申します。そのままハンドルネームとします。
アナログ世代ですので紙媒体にこだわってはおりますが、届けたいところに情報を届かせる手段として、会報webを作成することにしました。
興味を持って頂けた方は、街へ出かけた際、会報を手にとって頂けると嬉しいです。我々のパーティーにも是非遊びに来て下さい。

house music all night long!
in the beginning there was jack, and
jack had a groove.
without music we have no meaning,
no joy and no soul.
my life with music,
my life is rhythm.
no nation under a groove,
can you feel it?
can you feel the bass??
jack your body.
jack you to move.
let your body and spirit ride !