2010年6月24日木曜日

西新宿モンゴリアンチョップ

15年ぶり?2度目となる、レコード持参での東京遠征でした。
田舎に住んでた頃に憧れてた東京は、関西に出てきてからの生活を通じて憧れの場所では無くなったけれど、今回、東京ローカルのパーティーピープル達に案内してもらって現場を体験した感想は、テレビとか旧態然のメディアが垂れ流すどうしようもない情報に少なからず惑わされていたなと。現場の底力やっぱスゲー!
初めて東京好き!って思いました。

OATHは噂どうりのナイススポットで、人の集まり方がすごく良かった。
前の週が周年で、当日は代表戦で、
日本は善戦したけど負けたから、客足どうかな〜って思ってたけど、
DJの友人や、名前は知ってる初対面の音楽人や、西成出身のヤツや、
情報を頼りに友達の友達が来てくれたり、他にも、、
さすが東京、ツワモノいっぱいおるね!

店内はもちろん、
外にはみ出してたむろしてる人達は、それぞれに良く喋ってる。
ブースとフロアが近いので、
調子のってきたらすぐ煽りに行けるし、イマイチだとすぐ煽られる。
基本ノーチャージでドリンクオール500円。そして旨い。
難点というか、OATHで500円でドリンクが飲めてしまうので、他の場所がどうしても高いと感じてしまう。
でも、土地代の事があるので仕方ないのは理解できる。だからこそあの値段とスタイルで続けてるOATHは凄い。
滞在中お世話になったOKDさんいわく、
「東京の良心」
まさにそんな感じ。応援したくなるハコでした!

京都mushroomの頃、元祖現場系フリーペーパー「鯖」をやってたSちゃんと事前に連絡をとってて、当日oathで当時の話をしようと約束してて、久々の再会に乾杯しました。彼女は当時の懐かしいフライヤーを沢山持ってきてて、思い出しながら喋ったんやけど、思い出したのは、
当時は何も考えてなかったって事だった(汗)
ただただ楽しくて、それをいっぱいに浴びるので精一杯だった、という事で、、

(ちなみに今でてる「デザイン」誌で、90年代のテクノフライヤーをなんと30pに渡って特集しています。
 ちょっと高いけど、かなりいろいろ載ってて、中でも目を惹くのが、見開き半分にAUTONOMIAという!)

六本木でDJしてから現れた、DJ同級生のTenちゃんは、さすがの安定感で、終始
 いいでしょ!(ニヤリ)
て感じでした。
Tenちゃんからバトンを受けて、しばらく走ってから・・・と思っていたら、
何か歌モノかけてって言ってるよ、とのリクエストがあったので、
あら、そうなの?と、ここぞとばかりに好きなトラックかけまくり。
I wanna see your body movin' & groovin' !!!
反省点もあるものの、ダイレクトなタイミングで、
さらにDJ終わってからも良いリアクションを頂きました。
世界はどこまでも繋がっているというのを実感しますね、ホンマに。
ありがとう。

パーティーのオーガナイザーが最高の2人なので、あんま心配はしてませんでしたが、前日レコード選びきれなくてほとんど寝てなくて。でもそんな事は皆からもらったエネルギーですっかり忘れて完走しました。
8時過ぎにikkyuuさんが自らかけたライスラボニータを歌って終了。
オメーら最高だよ!
ホンマ感謝しております。

次の日曜、起きてからひとり田町へ。
駅を降りたら1号線の先にドン!とそびえる赤いタワー。
でも、暗くならないうちに、と住所を頼りにウロウロ。
ちょっと迷ってたら、大阪から東京へ移っていって、昨日も来てくれた
Mちゃんからどこにいるの?と電話が。
ちょっと墓参りに、と答えると、
何、ラリーレバン? と返された。
だいたい当たり。

霊園に着いて墓を探すものの、
なんかレコードボックスサイズの墓石に、日本名のくせに
ローマ字で刻印された墓が多く、見づらくて探しづらい。
(あれはナシですね)
やっと見つけて、自分のベースグルーブの原点の彼に、しばし黙祷。

その後、KOARAにちょっと寄り道して、またOATH行っちゃいました。
着いてしばらくして、お、次は女子のDJに交代か、と見ていると、レコードの束の一番手前が、なんとKAMASUTRAのCensored!
ええ〜!!マジで、とドキドキ・・
で、かけたのは、やっぱりD-2!
そうだよ、それ!!とオレひとりの興奮が周りも巻き込み、
DJを煽りに行っちゃいました。
(Blue Nileでのマイパーティーillbienceクラシックだったのでした)
しかもその曲の後半に出てくるベースラインが、さっき墓参りに行った彼を彷彿させるスラップベースなので、
もの凄く感慨深かった・・・
OATHで平日にパーティーやってる、20代のDJらしいんだけど
(20代の半ばくらいになると、結構ヤバイ奴がいる、と店の加藤くんが言ってました)
かけてくれてどうもありがとう。名前聞けば良かった。

その後、流れでご存知dommuneに行くことに。
しかもTOBYさんの車で。ありえないでしょうこの展開!とウキウキ。
OKDさんのおかげです。お世話になりっぱなしでした。
現場のバーカン前は赤間組系傘下のトップ会議状態w。そして
着いたときのDJがけっこう速くて、バリから帰ってきたばかりのmayuriさんも最初どうしよう?って言ってたらしいが、
そのまま受け継いでガッチリ踊らせてくれました。って言ってもダンスフロア3畳くらいですか?
でも外への影響力凄いからねー。なんか不思議な感じがしましたけど、
後から冷静に考えてみると、
例えば2千人とかの大箱ではあり得ない、
少人数から広がっていく興奮のエネルギーをインターネットがダイレクトに
伝えている事実は、やっぱりスゲーな、と。
東京のクラブシーンの悪い印象を覆さないと、とTVブロスの特集で言っていた
宇川氏は、終始スイッチングしてて、アンコールが始まり映像切ってから、
初めてフロアでだいぶ楽しげにしてました。OKDさんとこには、
「返事が遅くなってすまない。毎日変態ばかりで、時間が足りない。
 渡哲也」
というメールが来てたそうなw

うまくいけば8月に我らが・・の彼がやっと登場するかも。

そんな感じで、東京は楽しすぎたのだった。
気づけばクラブと名の付く所へは行ってないのな。
次回は、今回6回くらい前を通ったんやけど、会えなかった、
キラーカンの店、カンちゃんの立ち飲み屋に行きたい、OKDさんと!


あと、次の、これからの事を考えると、やっぱ免許だな、、、

2010年6月16日水曜日

6.19sat AGHARTA @青山OATH

6.19.sat "AGHARTA" at OATH

Guest DJ:TEN (STERNE, ERR), HANDA (JACKFORDAZE)
DJ:ya'man, Ikkyuu

22:00-8:00
Entrane Free
http://bar-oath.com

今週末は久しぶりに東京へ行ってきます。
気心知れた仲間たちと思いっきり楽しんできたいと思ってます!

2010年6月8日火曜日

6/12sat JACKFORDAZE free party!!


JACKFORDAZE FREE PARTY
2010/6/12/SAT
23:00-

DJs

Handa
sano minoru (zip)
Lobo (Deepulse/net.)
Lyoma aka Syaraku
s.a.k.i. (THE AGE OF LOVE)
Pepe


FLOOR EFFECT
ERiNi & SAKI

BAR
KAORU♥

@COMPUFUNK RECORDS BACKROOM
B1 HORIEDAIKYO BLD. 1-2-25 KITAHORIE NISHI-KU OSAKA
TEL:06-6536-0065

2010年6月3日木曜日

keep the pot boiling


「何故山に登る?」

「そこに山があるからだ」

「違うね、そこに山があったからじゃない、ここにオレがいるからだ」


久しぶりにすごい漫画と出会ってしまった。
「神々の山嶺(いただき)」

原作は夢枕獏の小説で、夢枕さん自らが、漫画にするなら谷口ジローしかない、
とリクエストして、ビジネスジャンプに連載されてたらしい。

(余談ですが、以前 A Guy Called Geraldが大阪パノラマに来た際、
 サラリーマンが電車の中でビジネスジャンプというマンガ雑誌を読んでいたが、
 少年ジャンプは知っているけれど、ビジネスなジャンプとは一体どういう内容なのだ?
 と真剣に聞かれたことがある )

山マンガです。けれど「岳」とは趣きが180度違い、
ロマンあれどズッシリ重たいです。

ディティールがかなりリアルなので、調べてみたところ、やはり実在の登山家の話を元にしたフィクションのようで。
山しかない無骨な男の物語。

音楽も、最近はロシアのディープハウサーが気になったりとか、
南国系のユルさより、寒く厳しい土地から出てくる音にやっぱり惹かれます。

そんなせいもあってか、重たいニュースばかりが気になってしまう。
沖縄、メキシコ湾原油流出、イスラエル・・・

日本の政治家たちは沖縄だけでなく、他人の痛みにあまりにも鈍感、ズレていて
言ったことを通した福島みずほは罷免され、彼女を辞めさせた鳩山総理はその2日後に辞任。
オイオイ、みんなやりたくもないキツくダルい仕事を毎日耐えてやっているのだよ。
民主がヘマをしたからといって、次の選挙で自民に投票する気はさらさら無いけれど、
けど、どうよ?

イスラエルの件も、本当にヒドイ。エスカレートしてる。
けれど、単によその国の話ではなく、
アメリカに軍事協力している日本は加害者の一面もある訳で。
沖縄辺野古のサンゴの美しい海を埋め立てられて
起こりもしない戦争のための基地が出来て、
被害者でありながら、挙句に地球の裏側で起きた殺人にも加担するハメに。
イギリスもイラク戦争後アメリカに軍事協力しているので、イスラエルと自国政府の対応に
TheBlackDogがいち早く声を上げているのを目にした。
加害者意識の現れなのではないか?

原油の流出は、現在も続いていて、解決策が見つからないままだ。
命の源の海が死んでいく。けれど
自分にはどうしようも出来ない。

どうしようもない事で、自分の心を乱されることもあるが、
忘れることによって平静を取り戻すのではなく、
思いながらも自分の日常を見つめていきたい。

大事なのは山があるという事実、現象ではなく、
山に登るという自分の意思だ。
そして、
ありったけの心で思いなさい、とさっきのマンガは教えてくれるのであった。


そしてこれも、だ。
JUZU(a.k.a. Moochy) / "KOZA feat RasTweed"

2010年5月19日水曜日

思ったことなど、、

平日のパーティーに誘われました。

スゲエ楽しかった!

「大阪の夜で音遊びしてはる人らと音の壁を無くして遊ぶ」

ってコンセプトのブッキングで、実際当日もそんな感じの集まりになりました。
いつも遊びに行くと大体同じようなメンツが集まっていて、好きなひと達だけがパーティー単位で出かけて行くというか、
大阪だけじゃなくてどこも大体そんな感じだと思うんですが、
この日はなんか最近忘れてたごった煮感が音にも人にもありました。
似た音楽が好きな人だけが集まってるんじゃないって、実は素晴らしいですよね。
なにかこの辺りに未来があるんじゃないのかな〜? 
地元愛つながりとか、そんなんでいいのかもしれません。
(でも、いざやるとなると、難しい)


週末はJACKFORDAZEでした。

前回よりも念入りに出音調整、一部からは良い評判も頂きましたが、
箱の雰囲気的にあった出音と、長時間踊ってても疲れない出音をこれからも探って行きたい。
stantonの針680E.V3はやっぱええ。買おう。
タンテの振動対策がイマイチでした。。

えりちゃんのデコで、満点の星空レーザーが映えた。
彼女は昼も別のパーティーに参加、意欲とセンスが抜群のパーティーピープルです。
いつもありがとう!

さきちゃんの誕生日を兼ねてました。
おめでとう!
アベチカのケーキはいつも最高!
(味はもちろん、上に乗ってたさきちゃんを型どったクッキーが激似でした)

半蔵くんのDJは青春時代を思い出すと言われた。
(サイドバーに音源アップしました。もしくはコチラ)
常に青春ですw

久しぶりにフロアで脱ぎ始めた奴を目撃。
トランクス一丁になって、しきりにケツをまくりあげていた
(次回はTバックでご来場下さい)
全裸になるも、最後はKO-JAX&SPOTのDJにK.O.されてました。
(DJしながら相当気合いが入った模様。当然ですネ)

レコード屋の方も盛況で、常に誰かが試聴してました。
どうやらレコードを触ったことがない世代も、レコードに触れるきっかけになってるようです。
アンコールが始まってからやっと試聴台が空いて、テキーラの勢い余って大量購入!

フロアに戻るとブースが米子クルーにJACKされてましたw

その後unionのゲイミックスパーティーへ行ってきた。
おうし座新月の週末は、金星(愛と楽しみ事の星)が重なってたせいもあってか、
どこも楽しかった模様です。

次回JACKFORDAZE、6/12sat@バックルームです。

2010年5月10日月曜日

誕生日とおもてなしの心

先週末はGADOGADO@zingでした。
東京からSALMON a.k.a 徳川家康、来阪ということで、真田として迎え撃ち、
「宗右衛門町春の陣」だ、
なんて身内で盛り上がっておりましたが、この時代に戦ってねえ、から始まり、
SALMONのネーミング秘話、その他ここには書けない話を聞けたり、徳川と真田は戦友となったのでありました。

この日は自分の誕生日でした。
ここ数年、誕生日には自分でパーティーをオーガナイズしていて、今年もそのつもりだったのですが、
諸事情あって、半ば諦めていた時にタイミング良くオファーを頂きました。

「祝ってもらう立場だから、ホストするのは至極当たり前でございます」
とはとあるDJの言葉。

その通り!

人様のパーティーに呼ばれたとはいえ、自分のバースデーも兼ねたパーティーなので、友人たちには何かしないと!
(今更他人様に祝って頂くような歳でもないんですが、祝いにかこつけてパーティーってのはいいもんです)
結局、ケーキ代わりに最近のミックスをCDに焼いて20枚ほど持って行きました。逆誕プレ。
仕込みの時間が足りず、ラベルは空白のまま。。
現場で、おめでとうの言葉を頂いた友人たちに、ありがとう、とマジックで書き、渡しました。
乾杯が進むにつれ、だんだんとその行為がおぼつかなくなりましたが、、

たくさんの乾杯と、祝いの言葉と、ケーキと、プレゼントなどを頂きました。
乾杯のおかげでDJもブリブリと力が入り、フロアからアツいリアクションも返ってきて、
(珍しくブースの前に人が溜まってきたり)
気持ちよくプレイできました。

本当にどうもありがとう。
楽しかったです!


他国の事情にそんなに詳しい訳ではありませんが、アルバイトから始まり社会と関わってきた仕事内容のほとんどがサービス業という経験から、日本のサービスレベルはかなり高いと感じています。
ただ、サービスを受ける側にいる時はいいのですが、従事する側は、お客様の満足や笑顔が自身の満足にもつながる、喜びのある仕事でもありますが、あるレベルを超えた途端、その内容は召使い、奴隷と一緒になってしまいます。
サービスを受けることが当たり前になってしまうのは考えものだという思いが、ここ数年強くあります。
サービス及び接客など、与える側と、受け手側の関係は、ほどほどくらいがちょうどいいと思います。
当たり前のレベルが総じて日本は高いので、ちょっとのことでクレームやら問題が起こってしまう。
くだらないことで余計な労力は使いたくないものですし、相手に期待をしすぎるから失望も大きいワケで。。
(もちろん最低限の出来ていないといけないラインも存在しますが)

この辺の意識の似たタイプがオーガナイザーをしているパーティー(もしくはお店)は、
居心地よく楽しく遊べます。
(そういうタイプは人間的魅力に溢れ、商売っ気があまり感じられなかったりする事が多いです)

まあ、あまり難しく考えずに、自分の記念日には、自分で友人を誘って集まると単純に楽しい。
DJとかライブとか、イベントしたいのなら、誰かに頼んだり、肩肘張ってハッタリを考える前に、
そういうタイミングなんかで呼びたい人を呼んで、自分の出来る事、やりたい事をやればいい。

基本は、好きな人を初めて家に呼ぶ時に、まず何をするか? って事です。

2010年5月2日日曜日

Kez YM

大阪unionでのパーティー、zipにゲストで千葉からKez YMくんに来てもらいました。
当日の彼のDJは、ひとことでに言ってしまうとハウスなんですが、
Moodymannとかあのへん周辺のトラックを、ディープにではなく、
あそこまでダンサブルにかけれるDJを、
オレは日本人で彼しか知りません。
少なくとも大阪にはいない!

ずっと踊ってました。unionスタッフも太鼓判。

彼がツマミやクロスフェーダーを触ると、フロアの温度が上がります!
是非体験してほしいと思います。
大阪には絶対また来てもらいます。

集まってくれた皆さん、どうもありがとうございました。


次回zipは7/30 fri ゲストはDenくんです。

2010年4月29日木曜日

2度目の上田LOFT

行ってきました。
今回は大阪からKIHIRAさん、長野MANCHEEZのOKIくんと、BATH TIMEというパーティーに参加しました。
翌日は長野のROOTSで前日のメンバー+TOMOKI A HEART、そして内川さんとでわいわいとブースをJACKして来ました。
いろんな出会い、再会があり、新しい交わりも生まれ、益々今後が楽しみになって来ました。

上田LOFTでのミックスをアップしました。
右側のプレーヤー、もしくは
http://jackfordaze.podomatic.com/
からどうぞ。

2010年4月9日金曜日

JFD-004

■World Respect Detroit Day

というわけで行ってきました313の日。岐阜の駅から歩いて5分、みんなもうメシ食ってんだろうなと創作居酒屋「亀甲」の前まで来たら、店内から友人が携帯片手に勢い良く出てきた。どうやら、早く上にあるクラブ「エメラルダ」のフロアにあがってこいとの催促の電話なご様子。彼は両店のオーナーだ。お互い口パクとジェスチャーで挨拶を交わす。店の中2階のやぐら席には、何年か前の大阪宗右衛門町以来のクロード・ヤングが日本酒を呑んでいた。
クロードといえば2002年頃に京都のコンテナ跡地で行われたパーティー Squattin' の印象が個人的に強い。挨拶してすぐ、「京都のK、覚えてる?」と話を振ると、「オー、Kイズマイブラザー!!!」と言うので、「ベイビーが今度2人目やで」と言ったら、「・・アンビリーバブル・・」と両手を頬のポーズで非常に驚いていた。先程のオーナーとお互いのiphoneで娘やら猫やらを見せあったりと、相変わらずご機嫌なクロード。岐阜の女子からも「DJも人柄もいいし、かわいい!」と評判で、パーティー終了時には皆からすっかり慕われ「クロヤン、クロヤン」と呼ばれていた。
今宵をサポートするローカルのDJ達がとても歓迎してくれるので、嬉しくてこっちもいきなり呑みに入ってしまう。クロードは熱燗、オレがビールをおかわりすると、東京からクロードと一緒に来ていた初対面のTK君から「まーだ呑むんかい!」と何故か関西弁で突っ込まれた。呑助に手馴れた応対をする彼は、クロードのDJ中に手を挙げて踊りまくってた。そのうしろでオレも、だが。
TK君のとなりに座って飛騨牛やらをつまんでたガタイのいいN君を紹介された。パーティー中に踊り疲れて上に栄養補給しに行ったら、彼はフードブースのとなりで黒人女性の絵を描きあげていた。その絵にはソウルが溢れていて、素直にスゴイと思った。京都ウーピーズの楽屋の絵を描いた人だった。

今どき、パーティーにデトロイトの冠をつけた所でそんなに人が集まる訳じゃないが、コズミックだとか、ブラック・サイケデリックだとか、それぞれの宇宙を心に秘め、この日集まった連中は、デトロイト・テクノやパーティーに対してそれぞれの想いがあっただろうけれど、クロードは存分にそれに応えてくれた。ハードなマシーングルーブもハウスマナーもバッチリで、フロアの熱は最後まで冷めることは無かった。前回来た時も感じたけど、やっぱり岐阜はフロアの反応が素直で良い。たとえば、終盤 ACID TRAX をハードフロアの Acperience1 のロングブレイクまでロングミックス。とか、もう今どき滅多にありえない瞬間をフロアで共有出来た。東京のレコ屋 technique の社名にもなっているエナジーフラッシュとかも久々に聴けたし、ガン踊り!
313の日に303、それだけでメシが3杯食えるってもんです。まあそこまでの奴は少数だったと思うけど、そんなマニアなデト・オタがフロアを引っ張り、それ以外も結構な数が集まり、フロアが煽ればクロードが煽り返し、更にフロアも煽る。熱気があり、箱のほうぼうで話も弾んでいた。当のクロードは4時間近くプレイした後、最後まで残った笑顔の客十数名に囲まれ
「今日は3月13日でデトロイトのエリアコードは313でしょ?だから今日は、ワールド・リスペクト・デトロイト・デーってことで、今日ここに呼ばれたんだよ。」って興奮冷めやまない客から今更言われてて、しかも
「そうなの?」とか答えてるし超ウケた。
だべってなかなか帰らない皆に向かって、レモン酎ハイでヘロヘロのオーナーが「みんな今日もありがとう! はよ帰って!!」と爆笑の挨拶で〆。

パーティー後は、店からほど遠くない所に住んでる友人夫婦の家に今回もお世話になった。実は神社が好きだというクロードが昼の2時頃、近所の神社を観光してたらしいのだが全く起きれず。夕方、鶏が旨いと地元で評判の「あかねや」に連れてってもらい、迎え酒。鉄網で焼いた肉の野性的な歯ごたえと甘い肉汁を堪能、ホルモンは口のなかで溶けて無くなっていった。
しばらくして、以前岐阜でmagot brainという素敵な名前の店をやっていたという、「通称・岐阜のグランドマザー」が笑顔でポーズをとってやってきて、隣に着席。
「今どきまだDJやってるってことは、アナタもおぼっちゃん?」などとからかわれるが、オレの半端な学歴と今のシノギの内容を伝えると、グランドマザーはカウンターにひれふしてしばらく嘆いていた。世話好きなタイプで、友人夫婦もだいぶお世話になったクチみたいだ。それぞれの土地に、それぞれの物語がある。韓流の若手イケメンを携帯の待ち受けにして、フレディー・マーキュリーと待ち合わせしてるというマザーは、フレディーが来るのを待たずに鴨肉の鍋をつつき始め、オレ達にもわけてくれる。これまた生命力を感じる味で旨かった。「4月にレコード持ってまた来るので是非来て下さい」と伝えると「ああ、カメラルダ?」と返してくるグランドマザー。こういう楽しい人は大好きだ。

パーティー明けの日曜日に、こういう感じで家族とも呼べる仲間とほっこりした時間を過ごした後の気持ち。帰りたくない。しかし、帰らねば。1978年に出版されたNYのゲイ・ライフが描かれた「ダンサー・フロム・ザ・ダンス」という、音もだち夫妻から以前借りたが、重厚な内容の為なかなか読めてなかった小説を持参し、道中の電車内で読んだ。岐阜は近いのでそんなに進まなかったが、行きは
『だが彼らの顔が、これ以上はないほど甘く幸せに輝く瞬間がある。全員がひとつになって、溶け合う瞬間がある。彼らはそのときのためにここに来るのだ。それはだいたい朝の六時半ごろに起こる。彼らは汗びっしょりのTシャツを投げ捨て、
「Make me believe in you, show me the love can be true.」と歌うパティ・ジョーに合わせて叫びだす』
という描写に、以前から好きだった曲にそんな逸話があることを知り興奮したが、帰りは日曜日の今の自分の状況と、その本に描かれるマローンという人物の日曜の孤独とが共鳴してしまい、とてもセンチメンタルな気分になった。

DJだけじゃなく本気で占いもしてる友人曰く、「2009年の12月末頃からずっと逆行してた火星が、313の2日前に順行に戻った」そうで、なんかスムーズに行かない、やる気が出ないなどそういう時期にあったのが、順行に戻ったことで今まで停滞していた事がいきなり進んだり、やる気が出て来たり。世の中全体が前に進もうという空気をどこかで感じられ、元気がなかった人も元気が出てくるタイミング、らしい。
確かにこの週末になって、今まで溜まってた事がいろいろ動き始めたりしている。この春はそれに集中しよう。
帰ってから景気づけに red planet のstar dancerを聴いた。前に進もうという気が湧いてくる。やっぱり名曲だ!

NEW LABEL JFD-004

■NEW LABEL INFO

90年代半ばより一貫してCHICAGO, DETROITのHOUSE, TECHNOをサポートし続け、近年は親交の深いDJ 3000のレーベルよりリリース活動を行ってきた DJ COMPUFUNK a.k.a. LOVEGODによる、同名のセルフレーベルがスタート。

REMIXERには同じ大阪、そして同世代で活躍するARTISTの一人である ALTZ, そしてURから MOMADICO a.k.a. DJ DEX が参加。デジタルリリースが主流となりつつある昨今、あくまでアナログのリリースにこだわった熱い思いが封じ込められた一枚が UNDERGROUND GALLERY のサポートにより、2010年4月リリース予定。


MORE INFO
http://www.compufunk.com
http://www.undergroundgallery.jp

(紙面上で一部間違いがありました、こちらが訂正版です。申し訳ありません。)